寺田教授らの研究グループが学会賞を受賞 (2023.06.15)

令和5年5月24日(水)~5月26日(金)、フランスのポワティエで開催された機械工学分野の国際会議「6th IFToMM International Conference on Mechanisms, Transmissions, and Applications」で、工学部メカトロニクス工学科の寺田英嗣教授、牧野浩二准教授、孫瀟助教、石田和義准教授、和田侑真さん(修士課程工学専攻メカトロニクス工学コース2年次)の研究グループがSilver Best Research Paper Awardを受賞しました。

受賞題目は「Novel Design of an Orthogonal-Axis Type Precession Motion Ball Reducer」で、球面上に作成された波面をボールを通じて伝達することにより、バックラッシ(ギヤの隙間や遊び)のない直交型の減速機を提案し、実機により本減速機の実現性も示したものです。

また、同国際会議において、工学域の牧野浩二准教授、寺田英嗣教授、浅原善太郎さん(令和4年度修士課程工学専攻修了生)の研究グループがGold Best Application Paper Awardを受賞しました。同じ研究グループによるダブル受賞という快挙になります。

受賞題目は「Development a Measurement Device for Each Finger Force Based on a Jamar Hand Dynamometer」です。研究グループはこれまでに日本で広く使用されているスメドレー式握力計の仕組みをベースとした指の力を測定する装置を開発してきました。しかし、スメドレー式握力計は日本ではメジャーなものの、世界ではジャマー式握力計が主として使用されています。今回の研究では、ジャマー式握力計の仕組みをベースに指の力を測定する装置を開発し、その実用性の高さを評価されました。

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